散歩と料理と小説と俳句と丸々
散歩は、糖尿病と心筋梗塞予後のためにしなくてはならないので、デジカメを持って我が家の近所を歩き回っています。 料理は、奥さんが働いているので夕飯を作ります。 小説は、夢を見続けて、小説家を目指しています。
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草刈りとびわの実
梅雨のこの時期に庭の草を刈らないと、夏の庭は草ぼうぼうになってしまう。
この草刈りが大変で、サラリーマンをしている間はなかなかできなかった。
借地だが200坪の敷地である。
そこに、毎年違う様相で、分けの分からない草や灌木が茂り始める。
隣に住む義叔父が見かねて草を刈ってくれる。ありがたいことだ。
叔父が何もしない年があった。
案の定、草深い夏を迎えた。
小学生たちの一団が我が家の庭を覗き込んで、その内の一人が思い当たったのだろう。
「軽井沢みたいだ」
確かに、百年を越えていそうな大木が庭をぐるりと取り囲んでいる。
北側にケヤキがずらっと並んでいる。
イチョウの大木が2本もある。サクラも柿も楓も大木で、春と秋を彩る。
実のなる木が多い。昔の人は自給自足を考えていたのかも知れない。
ほとんどが落葉樹だから、葉が舞い落ちるまでは紅葉が美しいが、散り始めると近所迷惑らしい。
ここでも、叔父の出番がある。
毎朝、欠かさずに竹箒の音が裏手の道の枯れ葉を掃いていく。
本当に、ありがたいことだ。
夏の朝は、空気が美味しい。
森の中で目覚めるようだ。酸素やチトンフィットがふんだんにあるのだろう。

昨日、その森の中の我が家の草刈りを女房と二人でした。
この日のために、ちょろ焼きくんというカセットガス式バーナーを購入しておいた。
しかし、火力が弱くて役に立たなかった。
昔は、灯油式バーナーを使っていたが、ここ十年ぐらい使っていなかったため使用不可能な状態になってしまった。
これは火力が強く、物凄い音を立てながら強烈な炎を噴射する。
炎の先が雑草の根元に軽く触れるだけで、その生命を絶ってしまう。凄い奴だ。
その印象が残像として残っているから、バーナーを買ったわけだ。
しかも、灯油が高い昨今、カセットガス付きで灯油並みの値段だった。
しかも、灯油式よりセッティングが簡単で、重量もずっと軽い。
しかし、火力が弱かった。
カセットガス式バーナーでも値段の高いものは灯油式バーナーと同じぐらいの熱カロリーを噴射するらしいが、持続時間が短いと書いてあった。
結局は、雑草のほとんどを女房がカマで刈った。
申し訳ない。

庭の木々

軽井沢みたいな森の中の我が家。


ケヤキとびわ

屋根の遥か上に枝を広げるケヤキ。
手前にびわの木が黄色い実をたわわに実らせている。


びわの実

びわの実。
じつは壊れてしまった道具がもう一つあった。
伸縮高枝ばさみだ。びわの実を採取するためにはキャッチ機能が付いた高枝ばさみが必要なのだ。これも新しい奴を買っておいた。
マツキヨホームセンターで一番安いものを購入した。
すぐに、ハサミが開く、閉じるをしなくなった。
「もう、壊れて、動かないんですけど」
「すぐ、とりかえてらっしゃい」
「はい」
怒鳴り込もうと、行きかけたら、ハサミが開閉し始めた。
伸縮の具合で、ワイヤーがうまく働かないらしい。

美味しそうに色づいたびわの実を大鍋2杯分採取した。
びわのジャムとびわの寒天ゼリーを作る予定だ。


灰汁に染まった女房の手

草を焼いたり、びわの実を採ったりで長時間庭で働いたため、疲労感がすごく溜まってしまい、1時間ほどうたた寝をしてしまった。
その間に女房がびわの実の皮を剥き、種を取ってくれた。
大量の生ゴミと化した皮と種とが女房の奮戦を物語っている。
びわのアクが女房の手を染めていた。特に、爪のところは汚くなっていた。
「どうしてくれるのよ。明日、仕事なのよ」
「焦げ茶色のマニキュアを塗っていったらどうでしょう」
「馬鹿言ってんじゃないわよ」
ちなみに、女房はアパレルメーカーの柏高島屋店店長だ。


残りのびわと一番搾り

「まったく。呑まなきゃ、やってらんないわよ」
女房は、ビールをごくごくと呑んだ。
「ぷっはぁー。うまい」
ちなみに、私はあまり呑めません。


びわの実を調理中

左側は寒天ゼリーで、右側がびわジャムだ。
寒天ゼリーは、寒天を煮たたせて溶かし、80度から60度でゼラチンをとかす。
ジャムは焦げ付かないように、絶えず木べらで混ぜていなければいけない。


びわジャム

熱が加わると鮮やかな黄色になった。
ここまで水分が飛べば、ジャムになるのはもうじきだ。


びわの実で寒天ゼリーとジャム

手前の二つが、寒天ゼリー。
ヘルシーですこぶるうまい。
その向こう側の真ん中がびわピューレ。凄く酸っぱい。
ピューレの左側が瓶に詰めたびわジャム。右が器に盛ったびわジャム。


杏仁豆腐にびわジャム

手作りの杏仁豆腐にびわジャムをトッピングした。
めちゃくちゃ美味しかった。

女房と枇杷と草刈り。
生き残って、最愛のひとと共同作業ができる、これほどの幸せがあるだろうか。






テーマ:エッセイ - ジャンル:小説・文学

【2008/06/19 03:48】 | 料理 | TRACKBACK(0) | COMMENT(1)
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この記事に対するコメント
豪邸と愛妻とびわ
都内よりすごく広くていいな。ツリーハウスも出来ちゃいそう。奥さんも愛してるのが良く伝わります。
びわも良いね。杏仁豆腐とびわのジャム。おいしそう。
【2008/06/19 17:03】 URL | ぐっちー #JAx.geIE [ 編集]


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